1989 年に「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」(講談社) で漫画家・士郎正宗が連載を開始した SF 作品『攻殻機動隊』。押井守監督の 『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995 年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開し、日本が誇るサイバーパンク作品として世界中に驚きと刺激を与えてきました。
このたび、拡大しつづける作品群をひとつにまとめた『攻殻機動隊』原作漫画はもちろん、押井監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』 から最新のフル 3DCG アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』まですべての情報をまとめたサイトで、日本語・英語の両言語によりコンテンツをグローバルに展開すると講談社から嬉しい発表がありました。
またサイトのローンチに先駆け 8 月 22 日(火)より『攻殻機動隊』の公式 X (旧名 Twitter)と Instagram をオープンしましたので、以下でアカウントを紹介いたしますね!
アカウント詳細
『攻殻機動隊』公式 X(旧名 Twitter)
ユーザーネーム: @thegitsofficial
アカウント: theghostintheshellofficial
『攻殻機動隊』公式 Instagram
ユーザーネーム: @theghostintheshellofficial
『攻殻機動隊』特設サイト
近日公開
『攻殻機動隊』とは
1989 年に漫画家・士郎正宗が、青年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始した SF作品です。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子。階級「少佐」の彼女をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた物語になります。リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察していて多くのクリエイターたちに影響を与えました。
その後 1995 年に押井守が監督を務めた劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002 年に神山健治が監督を務めたテレビアニメーション『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、2013 年に黄瀬和哉が総監督を務めた劇場アニメーション『攻殻機動隊 ARISE』、2017 年にハリウッド版実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』、2020 年に神山健治、荒牧伸志のダブル監督で制作された配信アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』 が発表されました。
『攻殻機動隊』は劇場アニメーション、テレビアニメーション、ゲームなど様々な広がりを見せるが、それぞれ漫画とは違った独自の物語、解釈や表現で展開されています。
©士郎正宗/講談社 ©1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・ MANGA ENTERTAINMENT ©2004 士郎正宗/講談社・IG,ITNDDTD
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会 ©士郎正宗・ Production I.G/講談社・「攻殻機動隊 ARISE」製作委員会
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊 2045 製作委員会
『攻殻機動隊』ハブサイトでは、各シリーズのあらすじ・キャラクター紹介などの作品概要、書籍やパッケージ、関連グッズの紹介、さらにはスペシャルコンテンツとして、このサイトでしか読めない関係者インタビューなどを掲載するようです。
サイトの制作に関しては、米津玄師や yama などアーティストの MV、ドラマ 『エルピスー希望、あるいは災いー』の ED 映像、PARCO MUSEUM TOKYO で開催された『攻殻機動隊 SAC_2045』展示、TOMMY HILFIGER SS2023 キャンペーンなど数多くの企画制作を手がけるクリエイティブエージェンシー maxilla が指揮をとります。公式 SNS に関しては、Uber Eats や Red Bull の日本市場進出におけるコミュニケーションプランニングなどを担当したクリエイティブ・エージェンシーUltraSuperNew が制作指揮で、きっとカッティングエッジなビジュアルと内容をお届けするでしょう。
また、スペシャルコンテンツは、カルチャー雑誌「STUDIO VOICE」や 「UNLIRICE」など、エッジの効いた数々の媒体を手がける川田洋平氏が担当し、編集者・ディレクターの瀬下翔太氏とともにディレクションします。
講談社から「『攻殻機動隊』という名前を聞いたことがあるけど、どの作品から手をつければいいかわからないという方や作品が多すぎて情報が入手しづらいというファンの方の一助になるとともに、世界中の『攻殻』ファンが楽しめるサイトにしていきます。今後のハブサイトの展開にご期待ください」という話を伺っており、この作品の魅力が皆さまに伝わればと思います!楽しみですね!
関係者紹介
サイト制作指揮
maxilla
maxilla は、映像・音楽・ゲーム・漫画などコンテンツ IP に特化した事業創出を行う株式会社 Helixes のクリエイティブエージェンシー / ビジュアルプロダクションです。
ブランドに新たなストーリーを紡ぐため、固定の手法に拘らず、 既存の範疇にとどまらない新しいクリエイティブの開発を常に行います。
過去には米津玄師や yama など有名アーティストの MV にはじま り、ドラマ『エルピスー希望、あるいは災いー』の ED 映像、 PARCO MUSEUM TOKYO で 開 催 さ れ た 『 攻 殻 機 動 隊 SAC_2045』展示、TOMMY HILFIGER SS2023 キャンペーンな ど数多くの企画制作を手がけています。
公式SNS制作指揮
UltraSuperNew
原宿生まれのクリエイティブエージェンシーです。台湾、シンガポール、スリランカにも拠点を構えます。外資系ブランドを中心に、コンセプト開発から企画実施、イベントプロデュース、ウェブ構築 や SNS コンテンツの制作など、多岐にわたる広告サービスを展開しています。
過去には、Uber Eats や Red Bull の日本市場進出におけるコミュニケーションプランニングを担当してきました。 最近では、語学アプリ Duolingo のキャンペーンとして、ユーモアのある誤訳を集めた 「おかしな英語美術館」を手がけ、大きな話題を集めました。
ミレニアル世代と Z 世代の声を代表し、アジアを牽引するエージェンシーとして、クリエイティブを追求し続けています。
スペシャルコンテンツ担当
川田洋平(かわだ・ようへい)
編集者。雑誌や書籍、広告、アーティスト等の印刷/制作物に関する編集/クリエイティブディレクションを中心に手がけます。
2017 年から雑誌『STUDIO VOICE』(INFAS パブリケーションズ刊)のディレクターを担当(vol.411-415)してきました。 2021 年より、アジア圏の文化諸相にフォーカスしたプロジェクト「UNLIRICE」を共同主宰しました。東京・浅草の多目的スタジオ兼パブリッシングレーベル「RABA」の共同主宰です。
編集者・ディレクター
瀬下翔太(せしも・しょうた)
1991 年、埼玉県生まれ。編集者、ディレクター。 NPO 法人 bootopia 代表理事。ゲームとエッセイを制作する enchant chant gaming 所属。2012 年より批評とメディアのプロジェクト「Rhetorica」の企画・編集を行う。2015 年に島根県鹿足郡津和野町に居を移し、2021 年春まで高校生向け下宿を運営しています。
主な著作に『新世代エディターズファイル越境する編集──デジタルからコミュニティ、 行政まで』(共編著、ビー・エヌ・エヌ、2021 年)、『ライティングの哲学──書けない悩みのための執筆 論』(共著、星海社、2021 年)です。
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