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【テレパイベントレポート18】4月21日〜23日で開催された、アキヤレモンサワーさん主催「コマワリ」の様子をお届け!

今回、訪れたのは原宿駅から徒歩10分に位置するデザインフェスタギャラリーWEST 2-A。こちらの会場にて2023年4月21日〜23日で開催されていたアキヤレモンサワーさん主催のグループ展「コマワリ」へ行ってきました。


本展のコンセプトは“コミック表現”とのことで、タイトルのコマワリはコマ割りと掛けているようです。それでは実際にその詳細を在廊されていたアキヤレモンサワーさんに伺ってみることに。


「普通の絵をコマで割ったり、オノマトペや吹き出しなどをつけたらもっと面白くなるよっていう……漫画だけではなくて漫画的表現でイラストに落とし込む表現もあるんだということを伝えたくてテーマにしています」


そんなグループ展はアキヤレモンサワーさん・ウッケツハルコさん・ココシマカエデさん・Masahiro Fujitaさん・CR design club、5名で企画することになったのだそう。各メンバーがクリエイターを集め、総勢10名のクリエイターが集結した本展。展示作品はほぼ描き下ろしになります。


それでは早速、展示作品とともに参加クリエイター10名を紹介していきます!



■参加クリエイター紹介


1.アキヤレモンサワーさん

Twitter:@akiya_ls


オノマトペや吹き出しを付けることに面白さを見出しているというアキヤレモンサワーさん。原色カラーの4作品と晴天の中に笑い佇む少女の作品に目が奪われました。特に右の作品はオノマトペが多分に使用されており、笑っている少女からさまざまな印象を受けることでしょう。



2.ウッケツハルコさん


こちらの木材と組み合わさっている作品たちはウッケツハルコさんの作品。なんと木材で作られている額やテーブルもウッケツさん自身で制作されたというので驚きです。女の子たちが描かれている様子にウッディと光(ライト)の要素が重なってどこかあたたかさを感じました。



3.カネコジュンさん

Twitter:@Ojunmommamilk


「G-SHUCK(ジーシャック)」というタイトルにもあるように磁石に紙を合わせて絵を描いたという、おしゃれな駄洒落が効いているのもポイント。各一コマを見て受け手側にさまざまな想像をしてもらいたいという思いが込められているため、吹き出しにはあえて文字が記載されてありませんでした。



4.Masahiro Fujitaさん

Twitter:@msf_014


瞳の描写と吹き出しを掛け合わせたというこちらの6作品は漫画のワンシーンを切り取ったような様子をアナログで表現しています。普段はグラフィックデザインをされているFujitaさん。右の写真の「Hi!」のようなキャラクターを用いたイラストやCGを制作されているとのこと。



5.CR design club

Twitter:@CR_designclub


こちらはデザインやイラストを手掛ける事務所「CR design club」の作品です。自主創作アニメ『寿司くん』のキャラクターが描かれていたり、オリジナルキャラクターも含めた小さいサイズの作品もありました。右は引いて見てみると“コマ割り”を感じさせるいち作品のように感じます。



6.二駅ずいさん

Twitter:@nieki_z


別冊少年マガジンで連載していた漫画『彼女はろくろ首』のヒロイン・鹿井なつきのタペストリーや他オリジナルキャラクターの作品が。展示期間中は生の原稿を公開していたり、在廊されデッサンの様子を披露されていました。実際に原稿やデッサンに触れることも出来ます。



7.八槻さん

Twitter:@ytk087

通販:https://nitotoflash.booth.pm/ (本格的な通販は5/5のコミティア後)


元々4コマ漫画を描かれている八槻さん。一話完結型の六作品には番号が振ってあるものもあり、コミックエッセイ「やつログ」という本に掲載しているものの一部抜粋とのこと。登場するキャラクターは中毒性があり漫画は自然と頬が緩んでしまうこと間違いなしです!



8.めめ郎さん

Twitter:@swallow_mmmm


近未来やテクノっぽい雰囲気を感じざるを得ないこちらはめめ郎さんの作品たち。アクリルに入っている作品は急遽用意した作品で、ゲームボーイカラーのスケルトンをイメージしているのだとか!吹き出しであったり、漫画でよく使われるものが作品に落とし込まれています。



9.meruさん

Twitter:@meru_illust


アメコミ的なコミック表現でヒーローが描かれた大きなキャンバスはインパクトがかなりありました。キャンバスの下には各ヒーローの設定資料が展示されています。展示中の創作とはまた別の創作のキャラクターのフィギュアはなんと自作!一点ものです。



10.ココシマカエデさん

Twitter:@co_sm_e


さまざまなスタイルの創作が目を引くココシマさんの作品たち。特に興味をそそられたのは、キャンバスとアクリルを掛け合わせた「おやくそく」という作品でした。近くで見てみると女の子と吹き出しが浮いていて飛び出している姿に迫力があります。



\グッズ売り場も/ 


本展示会限定のガチャでは各クリエイター描き下ろしのステッカーがランダムで登場!また、数量限定にはなりますが「大当たり」で「『コマワリ』アクリルスタンド」も出てきます。



会場の奥にはグッズ売り場も広々と設置。


アクリルスタンドや缶バッチなど通常の展示グッズはもちろんのこと、Tシャツやバッグ、ニット帽など普段あまり見ないグッズも販売されていました。


一部の原画やグッズは4/29(土)20:00〜5/7(日)の期間で通販サイトにて購入も可能です。ぜひチェックしてみてください。

 

■ライタープロフィール

ニックネーム:sasamoto chihiro

出身地:日本・東京都

ツイッター:@tiam_00

自己紹介:2021年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後フリーでライターをしております。


アニメ文化とアンティーク雑貨と絵を見ることが好きで、物語だと西洋ファンタジーやバトル系、耽美さを含んでいるものが好き。おすすめされたらオールジャンルなんでも見ます。


現在は「アニメイトタイムズ」「クウネル・サロン(マガジンハウス社)」「リアルサウンド」などで活動中。

 

ホビーテレパ運営会社の株式会社ジニヤズでは、若手クリエーターたちの作品や発想、活動をインタビューを通して世界中の多くの人々に伝えることを応援しております。


多言語(日中英)翻訳と情報発信のサポート、ビジネスチャンスのクロージング斡旋も行っております。インタビューや業務提携などのご希望がある方は、お気軽に「お問い合わせ」までご連絡くださいませ。






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