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【テレパインタビュー73】「心」と「技」が大事!廃墟から破壊と再生の意義を考えるイラストレーター・Houmutan先生にインタビュー!

■Profile

ニックネーム:Houmutan(废怯少女吼姆碳)

Twitter:@homutan1

出身地:中国

大学:燕山大学

専攻:視覚伝達デザイン・ビジュアルコミュニケーションデザイン








■Art Gallery


―― まずは、Houmutan先生に自己紹介をお願いいたします!


「皆さんこんにちは〜中国出身のHoumutanです。イラストを描くのが好きです。今はまだ卒業していませんが、ゲームアート関連の仕事をしながら学校に通っています


―― Houmutan先生が創作する際に、モチベーションとなったことについてお教えいただけますか?


「モチベーションですと、「自分の考えを人に伝えたい!」という気持ちが強かったかと思いますね。ACG(アニメ、コミック、ゲーム)関連の文化に触れるのは結構早かったです。小学生の頃から、すでにお小遣いでマンガを買って読んだり、模写したりしていました。無口で無愛想な私にとって、漫画家やイラストレーターが憧れです。いつか彼らのように、絵や物語で自分の考えを人に伝えられるようになれたらいいなと思っています」


―― Houmutan先生、イラストが上手くなるコツを教えてください!


「わたしの場合、デジタルイラストに出会ったのが遅く、高校2年生の時にはじめてペンタブを持つようになったが、大学受験でなかなかパソコンに触れる機会がありませんでした。なので、大学に入る前にはアナログイラストを描いていました。イラストが上手くなるコツは、より多くスケッチを書くことだと思います。今はインターネットが発達していて、優れたアーティストの作品を簡単に見つけることができるので、始めたばかりの頃は他人の絵柄を真似たがる人が多いんです。しかし、スキルアップを目指すのであれば、何も考えず「絵柄パクリ」だけでは足りないと思います。空間のつくり方、物の表現方法を自分なりに考え出すことが必要です」


―― Houmutan先生の作品には『新世紀エヴァンゲリオン』に関わるものが多くて、やはりファンですね。『新世紀エヴァンゲリオン』からどのような影響を受けたのでしょうか?


「わたしが大学で一番迷う時期にエヴァに出会ったのですが、エヴァを見てから、私のイラストに対する考え方が、単にテクニックを見せるのではなく、いかに心を表現するかということに移行したと言えます。テクニックがイラストの「体」だとしたら、創作者の心はイラストの「魂」であり、その両方を備えなければ人を感動させる作品は作れないと思うのです」


―― 作品やホームページの写真には、建築物、特に廃墟となった都市の風景がよく出てきますが、普段はどのようなイメージを持って描いているのでしょうか。


「建築は現代社会において機能的かつ象徴的なシンボルであり、学校であれ、住宅であれ、エンターテインメント施設であれ、そこには人の記憶が宿っています。建築は人の集まりの場として機能しており、また人の社会活動、衣食住、移動と切り離せない関係を持っています。そのため、建築を身体的な表現の延長線にあるものとしてとらえてもいいと思います建設中の建物は始まりと希望の象徴であり、「Rebirth」です。一方、廃墟となった建物は忘却と別れの象徴であり、「Death」だと考えます。人間の内面世界を建築で表現することは、とても興味深いことだと思います」


―― Houmutan先生のOC(オリジナルキャラクター)の設定や背景ストーリーについて教えて頂けますか?マンガ化するご予定はありますか?


「物語の中では、負の意識から人の精神を汚染する「獣」が誕生し、人類の文明のほとんどが「獣」によって破壊されました。残された人類は「シェルター」と呼ばれる都市に生き延びています。そこで、黒髪赤目の少女・雏子が登場しました。彼女は精神力を武器として具現化し、「獣」を退治する祝福(あるいは呪い)のような能力を持っています。ある日、銀髪に青い目を持つ少女傭兵の楊潔と出会い、自分の出自にまつわる謎と世界滅亡の真相を探る旅に出ることに…というストーリーですが。これまで描いたものは世界観のほんの一部で、発想が若くて未熟な設定も多いので、マンガ化されるのはまだまだ先になりそうです」



―― Houmutan先生の創作活動において、どのようにインスピレーションを得ているのでしょうか?


「インターネットでお気に入りのアーティストをたくさんフォローしていますし、新しいゲームやアニメなど、自分にインスピレーションを与えてくれるものにはいつも目を光らせています」


―― 最近だと、絵柄とか好きな題材とかどのような変化がありましたか?


「大学に入る前に基本的に何でも読んでいますが、ここ数年は終末論や廃墟論、人生の意味、価値観の破壊や再構築に興味があるようになりました」



―― 人生の中に、アートがどのような役割を果たしているのか教えてください。


「時々、助けてもらっているというより、負担になっていると思います(笑)。絵を描いているから食事や寝る時間が遅くなることも多いし、その日の気分も創作活動に影響されます」


―― Houmutan先生の作品についてどのような感想をお持ちですか?


「今は好きなものを描いているだけで、技術的にも表現的にもまだまだ未熟だと感じています。しかし、年々、昨年よりも良くなっていることを実感しているので、今後もさらに向上していければと思います」



―― Houmutan先生が尊敬するアーティストや作品について教えてください。


「れおえん、Paindude、幸田和磨先生の作品が好きです。わたしが迷うときに大変助かりました」


―― Houmutan先生の好きなACG作品、小説や映画は何でしょうか?


「最初にハマった作品は『魔法少女まどか☆マギカ』です。まだ14歳のわたしに大きなインパクトを与えました。大学に入ると、『新世紀エヴァンゲリオン』ですね。最近『マルドゥック・スクランブル』の小説と劇場版を何度もリピートしました」



―― キャリアについてどのようなお考えでしょうか。先生の目標をぜひお教えください!


「将来は好きなものを描き続け、創作活動の中で満足感を得られるようになりたいです」


―― もし差し支えなければ、今まで参加したことのあるプロジェクトをお教えいただけますか?


「『Project Snow』、『Reverse:1999』、『Tower of Fantasy(幻塔)』、 『アークナイツ』など、主に中国のスマホゲームのイラスト制作に取り組んでいました」



―― Houmutan先生の作品を商品化するとしたら、どのような形に応用してみたいですか?


「ゲームが好きなので、一番期待するのがゲーム化ですね。次にマンガか動画もいいですが、どっちも遠い未来の話ですけどね(笑)」


―― Houmutan先生、AI作画についてどのようなお考えでしょうか?


「個人的な体験からすると、AI作画は「素人でも玄人のように描ける」ということをアピールするためのギミックに過ぎず、実際はコントロールしにくいフィルターライブラリーのようなものだと考えてもいいくらいです。絵を生成する→適当なものを選ぶ→キーワードを追加・削除してパラメータを調整する→また適当なものを選ぶ→キーワードを追加・削除してパラメータを調整し続ける、など、あらゆるクリエイターの作品を統合したアルゴリズムのようで、創作とは言えません。AIにしろ3Dアシストにしろ写真にしろ、どれもツールでしかなく、自分の表現の代わりにはならないんです。自分が何をしたいのかがわからないのに、技術に良い結果を期待しても、囚われるだけです」


―― Houmutan先生、インタビュー大変お疲れ様でした! 最後にクリエイター仲間やファンの皆さんに一言お願い致します!


「インタビューにお誘いいただきありがとうございました。楽しかったです〜わたしの作品をお気に入っていただけたらとても光栄です。皆さんが自由に創作し、好きなことに没頭することを願っております!」

 

English Edition: Define destroyed and rebirth through wasteland, interview with illustrator Houmutan!

 

Houmutan先生の最新作品情報と商品化企画は、ホビーテレパにて告知していきます。ぜひお楽しみに!


ホビーテレパ運営会社の株式会社ジニヤズでは、若手クリエーターたちの作品や発想、活動をインタビューを通して世界中の多くの人々に伝えることを応援しております。


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