※本商品は執筆時点で詳細設定が未定ということで、筆者による妄想成分のみで記事を書かせていただきます。
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石油燃料の枯渇により、電力供給の大半を原子力発電に依存し始めた時代。
ウラン獲得のために各地で紛争が絶えず、大国は自国のウラン資源を守るために核軍拡を進めていった。
「核資源を守るために核で国家を武装する。」
大いなる矛盾を抱えた時代は一触即発の危険性を常に孕んではいたが、大国間の牽制のしあいにより大規模な戦乱を避けたまま時は下っていった。
西暦2×××年。
数世紀前にオイルマネーで栄えた某国だったが、エネルギー源が石油から原子力に抜本的にシフトしたことでその栄華は過去のものとなり、国内に存在したかつての「石油王」の一族は没落の一途を辿っていった。
しかしそんな彼らの中から現状打破を希求する者が現れた。
自らの生まれた時代を呪い、エネルギーシフトによって蔑ろにされてきた自国の実状を憂いた彼らの中から、遂に許されざるカードを切る者が現れる。
一族が豊かなりし頃に私費を投じて裏ルートで購入し、地下に眠らせていた核兵器を大国に放ったのだった。
未曾有の核戦争は地球の様相を一変させ、更に某国の散布した生物兵器によって汚染された大気は、地表に生きるあらゆる生命体の生活を脅かした。
戦争終結後数世紀を経ても、大気を浮遊し自己増殖する生物兵器は地表を蝕み続けた。
栄華を極めた化学文明は過去のものとなり、人々は数世紀前に作られた機械類を修理しながら使い続けていた。
ここはサンレジャ砂漠。
核戦争前には緑溢れるエリアだったと伝えられているが、今やどこまでも乾いた風が吹き、視界を覆うほどに砂の大地が広がる荒涼たる大地である。
しかし、この地には照りつける太陽と吹き荒れる砂嵐と並んで恐れられる者達が集団が存在した。
この地を訪れた者が彼らの手荒な歓迎を避けて無事に道程を終えることは稀だ。
生物兵器に汚染された有毒な大気を避けるために各々がガスマスクを装備し、砂漠を疾走するバイクを駆る武装組織。
「サンレジャのならず者青年団」。いつしか彼らはそう呼ばれるようになった---
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はい。
そんな訳でどこかで見たような設定をツギハギした妄想の産物をインターネットの海に垂れ流すという羞恥プレイをしてしまいましたが、「是非設定を自由に考えてレビューを!」という編集者の言葉に乗せられて、厨二病真っ盛りの14歳が書くような文章を晒してしまった次第でございます。
皆様如何お過ごしでしょうか。
今回は世紀末でYouはshockなルックスのモヒカンバイカーを紹介します。
トゲのついた膝パッドやら髪型やら、「『マ○ドマ○クス』or『北斗○拳』の敵キャラのフィギュアです」と言われても信じてしまえるようなルックスです。
(※キャラクターフィギュアとバイクは別売です)
『○ッド○ックス』が『北○の拳』に影響を与え、その『○斗の拳』が『ジ○ジ○の奇妙な冒険(第一部)』にビジュアル的な影響を与えた、と言われていますが、本シリーズのイメージソースがどこにあるのか。想像を巡らせるのも面白いかも知れません。
彼の名前はローガン。
ローガンと言えば僕のようなアメコミ村の住民は“X-MEX”のウルヴァリンを思い浮かべるわけです。
そう言えばX-MENのローガンも革ジャンを着こなすワイルドガイだなぁ、などと中国産フィギュアとアメコミキャラの偶然の一致を見つけて一人ほくそ笑んだのでした。
ちなみに“LOGAN”はアメコミ原作映画史上に残る傑作なので全人類が観ましょう。
話題が逸れましたが、レビューに戻ろうと思います。
背中からの一枚。
お尻に装備されたベージュの物体に注目。
これは恐らく動物の膀胱や内蔵を加工して作られた「水筒」でしょう。
大人気マンガ作品『ゴールデンカムイ』の影響で、今や一億総アイヌ文化詳しい時代に突入しているわけですが(ホントか?)、アイヌ文化に於いてはシカやクマの膀胱を水筒として用いるケースが多かったのです。
魔法瓶構造の水筒などではなく、動物の臓器と思しきものを加工して水筒を作っている辺りから、彼の住まう世界は高度な科学技術が失われた世界なのではないかと想像したのです。
全身のトゲ付きパッドなど、装飾品の多くを着脱可能。
ノースリーブの革ジャン(革ベスト?)もキャストオフできるので上裸状態を再現できます。
ハンドパーツは左右2種ずつ。
別売のバイクに跨がらせることが前提の商品であること、武器が二つ以上装備することから平手は要らないというメーカー側の判断なのでしょうか。
以前紹介した武器の付属しない申屠勳しんとくん)には武器が付属せず、ハンドパーツは4種×左右分あったことを考えると、徒手空拳の戦闘スタイルのキャラには豊富なハンドパーツを付属させると言うのがメーカー側のスタンスのようです。
そんなわけで本商品には豊富な武装が付属します。
大小の火器。
近接武器。
刀の鍔の部分と盾には髑髏モチーフ。
盾の髑髏はリアルな動物の頭蓋骨、刀の鍔の髑髏はキャラクターチックなデフォルメされたデザイン。
刀の他にナイフも付属。
ナイフはやっぱり逆手持ちです。
槍も付属します。
大分バーバリアンな武器ですね。
ライダーであるローガンの紹介もひと段落したので、続きまして彼の愛車にローガンを搭乗させてみました。
愛車の名前は「ヘルウォーカーH-20」。
トゲがなければ結構スタンダードなバイクなのではないでしょうか。
ローガンもバイクも1/18サイズなのですが、ちょっとバイクの方が大きいですかね。
車体を傾けてコーナリング。
曲乗りしたり
荷台に立ってみたり
武装が非常に豊富なので単体でも十二分に遊べるローガンですが、愛機ヘルウォーカーH-20と組み合わせると遊びの幅は無限大!
乗せても良いですし、乗せなくても良い。
傍らに立たせているだけでメチャクチャ決まるんですよ。
ヘルウォーカーは1/18サイズにしてはちょっと大きいと言うのは先述したとおりですが、1/12サイズのバイクプラモと並べてみました。
僕のイメージ的には1/16くらいの縮尺に感じます。
最後にスタンドの力を借りてウィリーをしつつ。
近接武器が3振りに銃器が2門、そして盾が付属し、単独でのプレイバリューが高いローガン。
愛車「ヘルウォーカーH-20」を組み合わせることでその遊びの幅は格段に広がります。
一粒で二度美味しい。
二粒でドチャクソ美味しいローガンとその愛車「ヘルウォーカーH-20」。
セットで是非是非貴方のコレクションにお迎えください!
商品情報:
ニックネーム:蒼人
出身地:日本・神奈川県
自己紹介:帰宅後に家事の合間を縫ってプラモ製作に勤しむリーマンモデラーにして毎週末劇場に足を運ぶ映画マニア。
TBSラジオのヘビーリスナーかつハガキ職人でもあります。
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