アーティストとイラストレーター。
芸術と仕事。
アナログとデジタル。
それらの境界の狭間で自分の内面を常に表現してきたのがapapicoだ。
彼は畏怖と希望を持って、この表現者としての磁場で自問自答を繰り返してきた。
初個展「It's not started, yet.」から5年。
「まだはじまっちゃいねえよ」と答えのない表現を探す旅を始めてからどのような内面の変化があり、彼はどのような自分を見つけたのだろうか。
この個展は彼の新しい内面を具現化する、ある種の試みである。
「いつも明日が光り輝くことを夢見て」
apapicoの夢がこのSOMSOC galleryで実現する––––––by SOMSOC ART Team
apapico / 菊池信哉
1984年生まれ。
幼少期より絵を描くことが好きで、自然と日本のアニメ、漫画、ゲームの影響を受けたイラストを描き始める。
大学時代にアーティストのアシスタントや、クラブイベントでのVJで活動をしつつ、イラストやデザインを勉強。
現在は、伝統的な日本の美術や漫画、アニメ、西洋美術、デザインといった多角的な目線をもって、自身の感性で表現の可能性を広げることを目標に活動をしている。
展示詳細
常に答えのない表現を探す旅を続けてきたapapico。北野武監督の『キッズ・リターン』、最後の台詞から影響を受けたという初個展「It's not started, yet.」から、その姿勢は変わっていない。
apapicoはキャラクターを描くことで自分の内面を表現してきた。
「それは言葉で僕が説明することが苦手だったこと、たまたま日本には漫画やアニメーションといったキャラクターが幼い頃からまわりに溢れていたこと、絵を描くことが今でもずっと好きであることなど、音が色に見えることなど。振り返れば色々要因があったのかもしれません」
と彼は自問自答する。
また、新型コロナウイルスの流行と自分が親になったことで、また新しい内面の変化に気づくことができたと彼は言う。
この個展は作家の新しい内面を具現化する。新作品の他に、新しい技法を使った挑戦的な作品、それからギャラリーの一角にapapicoのアトリエを一部再現し、彼に在廊してもらうことで、制作の息遣いと過程も味わえるようにした。
SOMSOC gallery
会期: 2022年12月1日(木)~12月14日(水)
会場: SOMSOC Gallery
住所: 東京都渋谷区神宮前3-22-11
電話: 03-6384-5733
開館時間: 12:00~19:00
休館日: 月曜日
観覧料:無料
アクセス: 地下鉄明治神宮前駅徒歩7分
Dates: Thur. December 1 - Wed. December 14, 2022
Place: SOMSOC Gallery
Address: 3-22-11 Jingumae, Shibuya-ku, Tokyo
Phone: 03-6384-5733
Opening hours: 12:00-19:00
Closed: Monday
Admission: Free
Access: 7-minute walk from Meiji-jingumae Subway Station
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