【テレパイベントレポート①】「東方Project作品オンリー同人誌即売会 第9回博麗神社秋季例大祭秋季例大祭」イベントレポート
2022年10月23日、「東方Project作品オンリー同人誌即売会 第9回博麗神社秋季例大祭」が開催されました。

博麗神社例大祭は春と秋、年2回の東京での開催の他、地方都市や台湾などでも開催される、博麗神社社務所が主催する『東方Project』作品オンリー同人誌即売会であり、単独コンテンツの同人オンリーイベントとしては日本最大規模のイベントとなっています。
今回の秋季例大祭でも出展サークルだけでも1200サークル以上あり、他にも企業ブースやコスプレ、痛車エリア、原作試遊コーナーなど、盛りだくさんの企画が催されました。
本記事では魅力いっぱいの例大祭の模様をお届けいたします。
東方Projectファンにとっての一大イベントである当イベントは出展者だけでなく参加するファンにとっても一大イベント。
会場となったビッグサイトには開場前から多くのファンが集まり、イベントのスタートを待ちます。

ビッグサイトのエントランスは開場を待つファンの待機列で長蛇の列が。
いよいよ開場です。
開場してあっという間に場内は多くのファンで埋め尽くされます。


人気サークルには長蛇の列ができることも珍しくありません。

開場早々熱気に包まれるイベント会場内ですが、単独コンテンツのオンリーイベントでこれだけ多くサークルが出展し、多数のファンを惹きつける理由の一つが二次創作作品のバリエーションが非常に多い事です。
『東方Project』作品を制作する「上海アリス幻樂団」の個人運営者であるZUN氏が、商業を除く二次創作を基本的に全て認める姿勢を取っているため、二次創作活動が非常に活発です。
そのジャンルは同人誌だけではなく、ゲーム原曲のアレンジ音楽、コスプレ、痛車、グッズなど多岐に渡ります。
ニコニコ動画やYouTubeで配信されるゆっくり解説のキャラクターに使われる事も多く、原作シューティングゲームをプレイしたことが無い人が配信を見てファンになるケースも多いようです。
また、二次創作だけでなくゲーム業界などにもファンが多く、複数の企業が商業作品としてゲームの制作やコラボなどをしており、同人ゲームという枠を超えた広がりを見せています。
幅広い層から愛される「東方Project」ですが、ここからはイベントに出展していた企業ブースやサークルを一部ですがご紹介いたします。
株式会社Gift(公式HP:https://www.gift-gift.jp/)

開場直後から多くのファンがぬいを求めて列ができていました。
キューズQ(公式HP:https://www.quesq.net/index.html)
『東方Project』の他さまざまなコンテンツのキャラクターフィギュアを製造するメーカー。
当日は博麗霊夢の赤青配色違いバージョン、レミリア・スカーレット、古明地こいしなど人気のキャラを展示販売し、多くのファンが訪れていました。通販も行っているので気になる方はチェックしてくださいね。

東方LostWord(公式HP:https://touhoulostword.com/)
株式会社グッドスマイルカンパニーが提供する『東方Project』を原作とした公認二次創作スマホ向けRPG『東方LostWord』もブースを出展。
ブースでは霧雨魔理沙のコスプレをしたスタッフが来場者をお出迎えし、ゲームの紹介やアピールを行い盛況となっていました。


『東方剛欲異聞 ~ 水没した沈愁地獄』(公式HP: https://phoenixx.ne.jp/)
2022年10月20日に株式会社Phoenixxから配信が開始された「東方Project」の公式作品第17.5弾、『東方剛欲異聞 ~ 水没した沈愁地獄』のNintendoSwitch版もブースを出展。
単なる移植ではなく、原作者ZUN氏によって新たに描かれたストーリーに新規プレイアブルキャラも追加されてるとありファンの関心もかなり高い模様。
試遊をすべく多くのファンが列を作っていました。

太鼓の達人
(コラボ情報:https://taiko.namco-ch.net/taiko/special/touhou2022/)
定期的に『東方Project』とコラボしている定番リズムゲーム『太鼓の達人』。
例大祭でもその人気ぶりは健在で多くのファンがテストプレイを楽しんでいました。
10月28日からゲームセンター版でご褒美がもらえるコラボキャンペーンを実施中ですので、そちらも要チェックです。


多くの企業が公式二次創作作品を制作している『東方Project』、これからも新しい作品を楽しみです。
さて、ここからは出展サークルをピックアップしてお届けします。
1200をこえるサークルが出展しており、時間の制約もあり極々一部のサークルのご紹介となりますが、それぞれのサークルの作品愛やこだわりの二次創作作品をお伝えしたいと思います。
ominousys(公式ツイッター:https://twitter.com/ominousys)
独特の絵柄と筆のタッチが一際目を引来ます。
1点1点こだわり抜いたデザインと素材選びのセンスはまさに芸術!

Sugar Tiara(公式ツイッター:https://twitter.com/IDOLHEARTs)
『東方Project』コスプレイヤーとして活動する京ささらさん(@sasara_miyako)のドールサークル。
今回は河城にとり、秋穣子、秋静葉の3体が展示されていました。ウィッグから衣装まで細部に渡る作り込みは必見です。

砂の箱庭(公式ツイッター:https://twitter.com/snasand)
個人制作フィギュアを出展した砂の箱庭さん。
型の制作から成形、着色まで全て個人で制作しているとのこと。個人とが思えないクオリティに『東方Project』に対する愛情が感じられます。

コウセイ(公式ツイッター:https://twitter.com/franruhika)
めちゃカワなイラスト本やグッズを出していたコウセイさん。東方でも人気が高いレミリアとフランドールの可愛いイラストが満載の本はおすすめ。
人気サークルだけあって筆者が取材した時には新刊セットや一部グッズは売り切れてしまっていました。

Honey Toast(公式ツイッター:https://twitter.com/Milkymint_0515)
美しいデザインのオルゴールやフランの羽が一際目を引くHoney Toastさん。
こちらも筆者が訪れた時には完売品が多く出ていました。
通販もしているので気になる方は公式ツイッターからチェック。

まだまだ素敵な作品を制作しているサークルが本当にたくさんありましたが、時間の都合で紹介しきれないのが残念です。
興味を持った読者さんは是非次回のイベントに足を運んでみてください。
そして『東方Project』といえば忘れてはいけないのがコスプレ。
衣装を自作するコスプレイヤーも多く、同じキャラでもいろんなアレンジの衣装が見られるのも魅力です。
ここからはイベント会場を彩ったコスプレイヤーのフォトをお届けします。
𝗺𝗮𝘆𝘂_𝗿𝗼𝗻𝗻𝗲(ツイッター:@mayu_ronne)/博麗霊夢

よしのかこ(ツイッター:@KKyoshino_yuur)/鈴仙・優曇華院・イナバ

華乃(ツイッター:@x_____lune)/アリス・マーガトロイド

まさき(ツイッター:@masaki_cos2)/八雲藍

浅葱ひまり(ツイッター:@AsaGi_HiMARi44)/フランドール・スカーレット

よもぎ(ツイッター:@yomogi00100)/十六夜咲夜

ちよ(ツイッター:@ichigolassi )/霧雨魔理沙

村長(ツイッター:@soncho_ch)/パチュリー・ノーレッジ

ここまでお読みいただきありがとうございます。
記事で取り上げた企業ブース、サークル、コスプレエリア以外の企画も多く催されていました。時間の関係で全てを取り上げる事ができませんでしたが、『東方Project』、『博麗神社例大祭』の魅力の一端をお伝えできれば幸いです。
次回『博麗神社例大祭』は2023年5月7日に20回目の開催を予定されています。20回目の記念開催では特別なイベントや企画も思案中とのこと。気になった読者さんは是非参加してみてください。

■ライタープロフィール
ニックネーム:tama
出身地:日本・愛媛県
自己紹介:フリーランスWEBライター兼カメラマン。
中華ロリータファッション、コスプレ撮影、東方Projectが大好き。華ロリの魅力を伝えるべく日々情報発信しています。
SNS(ツイッター):@tama_0811_
東方Project作品オンリー同人誌即売会 博麗神社例大祭
春と秋、年2回の東京での開催の他、地方都市や台湾などでも開催される、博麗神社社務所が主催する『東方Project』作品オンリー同人誌即売会。
単独コンテンツの同人オンリーイベントとしては日本最大規模のイベントとなっている。