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執筆者の写真辛 雷

【テレパインタビュー㊱】箱ネコのお姉さんは美少女系クリエイター⁉ 独学で3Dモデル制作にチャレンジしているGururuさんの創作体験談!


■Profile

ニックネーム:Gururu

ツイッター:@_gu_ru_ru

PIXIV:3853489

Skeb:@gururu

出身地:中国

大学:中国・清華大学美術学院

イギリス・ロンドン芸術大学 (UAL)

職業:3Dモデラー








■Art Gallery


───ではまず、Gururu先生の自己紹介からお願いします!


「みなさん、こんにちは! Gururu(ぐるる)です。いつもお腹を空かせているので、このニックネームをつけられました(笑)。私はどちらかというと内向的でおとなしい性格です。大学では中国清華大学美術学院でアニメーション学科を専攻しました。卒業した後はイギリスのロンドン芸術大学に留学しました。夢は世界中の料理を食べることです(笑)。宜しくお願いします!」



─── Gururu先生は箱ネコさん(@hakonyanya)とはお知り合いのようですね。 どんな関係なのかは、ぜひ教えてください(笑)!


「実は箱ネコと私は双子の姉妹で、とても仲が良いんです。普段から一緒におしゃべりしたり、コスプレしたりしています。箱ネコは明るくて優しい性格で、多くの人に好かれています。私も彼女のようなキラキラした人間になりたいなぁと思っています(笑)」




─── 自分と箱ネコさんの共通点と相違点は何だと思いますか?


「私たちは双子なので、基本的に見た目はあまり変わらないし、よく声も似ていると言われています。しかし、性格はほとんど正反対です。私は静かで内向的ですが、彼女は明るくて外向的です。


でも、一番の共通点は、アニメやコスプレが本当に好きなことだと思います。しかも好きなジャンルも同じなので、面白いと思った作品を勧め合うことが多いです。私にとって、双子に生まれたことは幸せなことだとよく思います。残念ながら、諸事情により、現在私たちは別居しており、長い間会っていないです。ですから、彼女に会うのが本当に楽しみです」



─── Gururu先生の作品は日本のアニメ、マンガとゲームのサブカルチャー文化にとても影響を受けているようですが、それでもイギリスへ留学することを選んだのはなぜですか?


「私は以前、妹と一緒に半年ほど日本に住んでいたことがあります。本屋に行ってマンガを読んだり、アニメショップに行ったりできるのはとても嬉しかったのですが、やはり少し物足りなさを感じていました。よくよく自分が何をしたいのかを考えていくと、やはりもっと広い世界を見てみたい! という思いがありました。そこで、日本を離れ、アジアの文化とはまったく異なる欧米の文化や芸術に触れたいと考え、イギリスへの留学を決意しました」



─── Gururu先生のイギリス留学中に興味を持ったことについてお聞かせください


「私の趣味は、あちこちを旅することと、写真やスケッチで人生や芸術を記録することです。イギリスにいた頃は、カメラマンとして仕事を受け、いろいろな人の写真を撮りました。撮影を通じて、たくさんの美人さんたちに出会い、満足のいく写真を撮り、生活費を稼ぐことができました(笑)。

ただ、もっと他のヨーロッパの周辺国も旅行して写真を撮りたかったのですが、残念ながらコロナの影響で、その願いは叶いませんでした」



─── Gururu先生のイギリスでの留学生活の中、印象に残ることを教えてください!


「毎日洋食を食べて、最初はおいしい! と思ったけど、すぐに飽きちゃったんです。ただ、デザートやアイスクリームは充実していて、特に地元のハーゲンダッツはとても安くて大満足でした(笑)。


振り返ってみれば、イギリスでの留学生活は、私にとって非常に大きな影響を与えました。大学院の教授陣は、立派な専門能力を持つ現役のアーティストであり、そして豊富な指導経験を持つ教育者です。そのため、課題調査からホームワーク、最終評価まではすべてが非常に厳しいものでした。ここで私は自主学習やテーマ研究の方法を習得しました。そして自分の創作活動もより規律正しく多様性な表現ができるようになりました」



─── Gururu先生は、小さい頃から長年続けてきたことがありますか?


「小さな頃から一貫して絵を描いています。時々ダルさを感じることもありましたが、何とか描き続けています。そして、去年は3Dモデル制作にのめり込みました。強く興味を持った私は、独学で3Dモデリングを学び始めました。

個人の生活態度について言えば、私はいつも「良い面に目を向ける」ようにしていますね」



─── Gururu先生の好きな日本のアニメ、マンガとゲームの作品、または影響を受けた作品やアーティストについてお聞かせください!


「少女漫画的なジャンルや可愛い女の子が主人公の作品が好きなんです。小さい頃からアニメを見ていた影響か、趣味は基本的にオタク系です(笑)。


普段からアニメをたくさん見ていて、アニメ新番組を追いかけているんです。 好きなアニメ作品は『涼宮ハルヒの憂鬱』と『カードキャプターさくら』です。 好きな漫画家は、幼い頃の憧れだったCLAMPです。CLAMP先生の作品をみて以来、ずっと大ファンでした。CLAMP先生の作品は想像力に富み、美しく描かれ、特にストーリーの展開がとても魅力的に感じました。


その人たちに憧れて、私はアニメーター・イラストレーターを目指すようになりました」



─── Gururu先生個人的には、2D制作と3Dモデリング、どちらが好きですか?


「どちらも好きです。私にとっては、2D制作の方が身近に感じられます。3D制作は昨年出会ったばかりの新しい分野なので、少し難易度が高く、まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。でも学ぶことは大好きなので、プレッシャーは感じていません(笑)。

3D制作を独学するのに3、4ヶ月ほどかかりました。最初はVRoidで簡単な3Dモデルを作る程度だったのですが、先輩に頼み込んでBlenderやUnityの使い方を教えてもらいました。今は基本的にいくつかのソフトを同時に使っています。3Dモデリングをきっかけに、私は多くの商業プロジェクトに携わってきました。これらのほとんどは、個人勢Vtuberからの依頼であり、いくつかサークル所属のVtuberからの注文でもあります」



─── Gururu先生の最も自慢の3D作品についてお聞かせください。また、Gururu先生から見ると、キャラクター・デザインを成功させるポイントは何でしょうか?


「最も満足度の高い作品は、最近制作したステージ衣装を着たバーチャルアイドルの3Dモデルでしょう。かなり複雑で、今まで知らなかった技術も取り入れています。例えば、Blenderのスケルトン作成やウェイトペイントなど技術が必要なので、チュートリアルを見ながらやってみました。通常なら5日程度で作れるモデルでですが、今回はその倍近い時間がかかりました。

キャラクター設定を成功させるコツについて、私は全体の調和が一番大切だと思います。特にまばらなリズムとカラーパレットはとても重要ですね」



─── Gururu先生の最近気になる、あるいはやってみたいキャラクターやストーリーはありますか?


「キャラクター的には、むしろ男性キャラの3Dモデルをやってみたいですね。まだこのようなプロジェクトはないんですけど。イラストでは、背景を描くことに挑戦してみたいです。実は背景は少し苦手なんで(笑)」



─── Gururu先生が作業時の生活ペースは、日常の生活ペースとは違うのでしょうか?


いや、実はほぼ同じなんです。私は仕事の日でも休日でも、常に規律正しい生活を送っています。体が弱いので、健康には気を遣っています。それに、夜更かしをするよりも、スケジュールをしっかり立てて、効率的に仕事をする方が有効だと思います



─── Gururu先生は創作の際に、いつもどのようにインスピレーションを得ているのでしょうか?


「私は普段から他の人の作品を見るのが好きです。見ていると、自分もやってみたいとか、いろいろなアイデアが湧いてくるんです。


暇さえあれば、pixivなどのサイトを見ています。今、多くの優れたアーティストがpixivに作品をアップロードしています。その中に、私は米山舞さん(@yoneyamai)、藤ちょこさん(@fuzichoco)、Rellaさん(@rellakinoko)の作品に憧れています」



─── Gururu先生は、3Dモデラーとしてどのような商業プロジェクトに期待しているのか?ぜひお聞かせください!


「アニメ、マンガ、ゲームに関連するものであれば! 特にこだわりはありません(笑)。しかし、自分が推すVtuberのモデルを作る機会があったり、自分の作ったモデルが多くの人に見てもらえるのであれば、それはそれで幸せなことだと思います」



─── Gururu先生は今後、どのようなキャリアプランがあるのでしょうか!


「将来は、2Dと3D制作の両方で仕事をしたいと思っています。また、機会があれば、マンガ制作にもチャレンジしてみたいと思っています。ゲーム会社やアニメ会社に所属するよりも、フリーランスでやっていきたいと考えています! あるいは大学で講義の仕事に就くことも良いではないかと考えています」


─── Gururu先生は近いうちに日本に住まわれるようですが、どのような予定がありますか?


「はい、そうです。うまくいけば、今年中に妹の箱ネコと再会できそうです。その間、私は3Dモデルの制作や日本語の勉強をするつもりです。日本に来たら、3Dモデラーとしての仕事を続けらればと思います。また、妹と一緒にコミケでコスプレしたり、絵を売ったりして、いろいろな活動に参加したいと思います!」



─── Gururu先生、インタビュー大変お疲れ様でした!最後に日本の皆様に一言をお願いします!


「日本の皆さん、はじめまして! ここまでお読みくださり、本当にありがとうございました。まだまだ未熟者ですが、これからも自分を磨き、世間に好まれるような作品を作っていきたいと思います。もしかして、今度のコミケで皆様と会う機会があるかもしれません(笑)、ぜひぜひ宜しくお願い致します!」

 

 

Gururu先生の今後日本でのビジネス展開は、ホビーテレパ運営会社の株式会社ジニヤズが窓口を担当させて頂きます。Gururu先生にモデリング制作などの要望がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。


またGururu先生の最新作品情報と、コラボ商品化企画はホビーテレパ情報サイトにて告知していきます。ぜひお楽しみに!


ホビーテレパ運営会社の株式会社ジニヤズでは、若手クリエーターたちの作品や発想、活動をインタビューを通して世界中の多くの人々に伝えることを応援しております。


多言語(日中英)翻訳と情報発信のサポート、ビジネスチャンスのクロージング斡旋も行っております。インタビューや業務提携などのご希望がある方は、お気軽に「お問い合わせ」までご連絡くださいませ。

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