■Profile
名前:鈴雨やつみ
ツイッター: @suzuame97
職業:オリジナル中心にイラストを描く現役イラストレーター
代表作品:サキュバス、踊り子
■ArtGallery
■最近のお仕事について
イラスト作品モンシェリサキュバス水着の商品化、サキュバスフィギュアの商品化などで忙しいです。
キュートだけど魅惑的♡人気のサッキュバスイラスト他、日本国内、中国国内でも人気の高い、イラストレーターの鈴雨やつみさん。CAMPFIREでのモンシェリサキュバス水着の商品化など、新たなジャンルでも活躍中の鈴雨さんに、ホビーテレパでご登場願いました!
イラストレーター業界全体で、技術の進化、インフレの勢いがスゴイ。流れについていけるよう努力をし続けます。
──鈴雨やつみさんがクリエイターになった理由は?
「最初はなんとなく絵描くのが好きで、デッサンやアナログの落書きからはじめ、いろんな実物と写真の模写をしていました。
やがて、絵を描く技術が上がるのに伴って、日本のアニメやイラストの影響を受け、デジタルで絵を描き始めました。
こうして日々、キャライラストなどを描く技術を磨いていくうちに、次第に本格的なお仕事がくるようになって、今に至ってます」
──独学で美少女イラストを学ばれたということですが、上手くなったコツは?
「絵が上手くなるコツは、大体がデジタル技法の向上、人体の描き方向上、ブラシ設定等の上達、と思われるのが一般的ですが、それは間違いではありません。私も最初、一般的に言われる上達法で少しずつ技術を体得しました。しかし、すぐに限界がきてしまいました。
プロの中においても「トップ」があります。純粋に画力の意味で、さらに上を目指すには、自分自身がお憧れたクリエイターになるしかないと考えています。
この意味は、そのトッププロの方が、絵を描いてる時にどんな感覚でラフを構築しているのか、どんな手加減で線を描いているのか、どういう判断でここは筆跡を残す、ここはぼかすのか、それを自身で疑似体験(疑似真似)することです。その感覚を掴んだ時、きっとトップのクリエイターに近づけ、今までの自分を超えるはずです。
ただ、今は絵が上手い人が多すぎて、上には上がいます。適度に比べるのはいいことですけど、気にしすぎちゃうのもしょうがありません。如何に過去の自分を越えてレベルアップしていくかが大事だと思います。
──こうして自分の気持を伝える手段を持ったクリエイターになって、よかったことや、気がついたことなどありますか?
人に良き! と思う作品を描けた時が最大の幸せを感じる時です。
自分がまだ必要とされてる、絵描いていて本当によかった、という気持ちになります。
もちろん失敗することもありますし、失敗した時の落ち込みもデカイです(笑)。
クリエイターを長く続いてわかったことは、この業界に限った話ではないですが「作品・技術のインフレ」が、すごくはやいです!
ベテランの方々は勿論、新人のイラストレータの方々についても、絵の技術について、進化がめちゃくちゃはやいです。私も気を抜くと、新しい方たちに、すぐ追い越されそうな感じでした。
(クリエイティブに限らず)今は時代が進んで、人間がどんどん強くなっていくのを実感しています。
それが(業界が発展していくという)安心感でもありますが、個々人のクリエイターにとって時代に取り残されるという危機感でもあります。
私自身も、正直でいうとかなりシビアな研究などをしています(笑)、お恥ずかしながら人気キャラクター自体のことあまり詳しくです。なので、とにかく流行りのイラストテイストを自分流に取り込んで頑張っています。
クリエイターは、今後の時代の流れについていけるように、努力をしなくてはならないと、常に心をかけています。
──今後はどのような作品を作っていきたいですか?
今後も変わらず趣味の絵をメインに創作活動をしていきたいと思います。
本当はフルカラーマンガとか、シリーズ系の作品も作ってみたいですけど、同じキャラを何回も描くと飽きてしまうスタイル(笑)なので、まずは趣味の範囲で作るものでは、テーマを変えた単発の企画のイラストが中心になります。
好きな日本の漫画は……いっぱいありすぎて挙げきれません(笑)
──日本の作品(マンガ、アニメ、ゲーム)についてどう思っていますか?
好きな作品は多すぎて例を挙げたら恐ろしい文字数になります(笑)。基本的にホラーから恋愛、ファンタジー、ギャグ系等どんなジャンルも好きなので。今でもぱっと浮かぶアニメ作品は「屍鬼」「斉木楠雄のΨ難」「ジョジョの奇妙な冒険」「進撃の巨人」。好きなクリエイターも多すぎて、Twitterのフォロー数=好きなクリエイターです!その中でもトップ尊敬のクリエイターはmomi先生、うみぼうず先生、ゆか先生、sola先生などなど。。
──それでは日本のホビー作品(フィギュア、プラモ、その他グッズ)については?
基本好きなクリエイターのイラストがフィギュアされるとその商品も好きです!
──ありがとうございます。最後に、日本のユーザーにひとことお願いします。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。思ってることを言葉にして振り返ると、意外と自分はシンプルだなって思いました(笑)。これからも良き作品を作れるよう頑張りますので、応援頂けると嬉しいです!
──作品作りにおいて、謙虚に真摯に日本や中国のファンの声を聞きトレンドを追求し、時代のニーズに応えていく……一方では、大好きなイラストを楽しみながら描き続けることを忘れない、そんな鈴雨先生の今後の作品に、ホビーテレパは注目をしていきます。
※鈴雨やつみ先生への業務依頼やその他のお問い合わせはこちらからも相談可能です。
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